후리가나로 읽는 일본 고전
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ウニデスちょうりゅうのかなた
橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇
橘 外男
橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면
この人ならば独逸系亜留然丁の市民であったから、うってつけの人物というべきであった。そこで三巻の巻物が、ことごとく同君の膝の上に集まる。西班牙語に直してこれを朗読すべく、同君は巻物の第一巻を解いて凝乎と眼を走らせている。そして記者諸君は、いよいよ万年筆を斜に構えたという段取りなのであったが、
「では、記録類の解説を、ちょっとここで述べておくことにしましょう。この巻物の最初三分の一ばかりの部分は、そのワイゲルトという中尉がケムニッツ市にいる姉に宛てて書いた書翰です。次の三分の一ばかりが、中尉と同じ駆逐艦シャッガァ号に乗り組んでいた、航海長のヘラァ・ルドウィッヒという大尉と主計長のウィットマン・クルーゲルという中尉、機関長のマイエル・ブルメナウという大尉なぞが連名で、同じくワイゲルト中尉の姉に宛てて書いた書翰。最後の三分の一ばかりと残り二巻の巻物は、ワイゲルト中尉がライプチヒ大学の地理学教室、もしくは伯林の万国地学協会へ呈出する目的で認めた、乗艦シャッガァ号の航海記録とも称すべきものなのです。多少順序は顛倒するようですが、ソオリヤ君に、まずこの航海記録から始めてもらうことにしましょうか」