일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ウニデスちょうりゅうのかなた

橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇

橘 外男

橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면

아오조라 문고

「途中住民に出逢ったり市街地へはいっても、各自は独逸海軍の名誉に賭けて、掠奪暴行は一切厳禁である。違反者は猶予なく軍律によって処分する。殊に婦女子に戯れたるものは祖国の名誉を汚辱したるものとして、最も重きをもって処断する。しかし、敵はいつどこから現れてくるかわからぬぞ! 途中各自は連絡を密にして、命令一下ただちに散開のできるようにして行け! 言うことはそれだけである。わかったか? わかったら一分隊より前進!」

そして我々はこの未知の夢のように美しい市街地へ向って、また山を降り始めたのであった。途中索敵の関係と、市街地入城の独逸海軍の鉄の規律とが、我々の行動を牽制してはいたが、心の中では歓喜が高鳴って、まったく山を雪崩降りたといった方が適切だったかも知れぬ。

もちろん我々として当然の警戒であったとはいえ、後になって考えてみれば、尖兵を出すも出さぬもあったものではないのであった。世にも浮世離れのしたこの平和境へ、かほどまでにも索敵警戒を厳にして、銃の安全装置までも外して突入した滑稽さが、後になっては腹を抱えるほどのおかしさを感じさせてきたのであったが、ともかくいよいよ後二キロばかりでその市街地へ接しようというところで、尖兵三名ばかりが、この市街地へ逃げ込もうとして、自分たちの眼を掠めつつ、叢から叢へと這い廻っ