일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ウニデスちょうりゅうのかなた

橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇

橘 外男

橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면

아오조라 문고

我々が食後に摂っていた珈琲も不快そうに顔を顰めていたが、魔法瓶は珍しかったとみえて……殊にそこから湯気の立った熱い珈琲の迸り出てくるのを、世にも怪訝そうに眺めているのであった。そして最後に我々を驚かせたのはこの老人も少年も、我々の吸っている煙草がよほど珍しかったかして、眼を円くしながら、瞬きもせず、我々の口許を瞶めているのであった。

「どこの国の人間だか、こりゃどうにもわからんが、ともかく、この様子では我々より先に敵国側が来たらしくも見えんな……その点はまあ安心らしいが、大分変っているぜ!」

と、さっきから様子を眺めていた大尉がつくづく感嘆したように頭を振った。

「白人のくせに煙草が珍しい、珈琲が飲めん、酒が飲めんとは……しかも礼儀は莫迦に正しいらしいしなあ! わからん、まったくわからん! どこの国の人間かサッパリ得体がわからん!」

しかし、それは大尉に限らず、さっきから我々全部が、この二人から受けている感じなのであった。たとえば、珈琲には顔を顰めていたが、喰べてみろ! と手真似で我々が勧めた珈琲の角砂糖だけはすこぶる気に入ったらしく、二人とも相好を崩して喰べるのであった。