후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しゅくず
現代日本文学館8 徳田秋声
徳田 秋声
徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면
二
」
「いくらぐらい?」
「それがほんの零細金なの。よほど送ろうかと思ったけれど、癖になるから止した方がいいと父さん(抱えぬし)が言うから、仲の町のお母さんの処へ電話で断わっておいたわ。」
その時分になると、銀子も座敷に馴れ、心の痍もようやく癒えていた。
二
均平はこの辺の新開地時代そっくりの、待合の建物があまり瀟洒でもなく、雰囲気も清潔でないので、最初石畳の鋪き詰まった横町などへ入ってみた時には、どこも鼻のつかえるようなせせっこましさで少し小綺麗な家はまた、前の植込みや鉢前燈籠のような附立てが、どことなく厭味に出来ているのが鼻についたものだが、たびたび足を入れているうちに、それも目に馴れてしまい、女に目当てがあるだけに、結局その方が気楽であった。しかしだんだん様子がわかってみると、ここは建て初まり当初には、モンブランと言えば大学生の遊び場所になっていただけに、相当名の聞こえた官僚人や政治家、法曹界の名士に大学関係の学者たちの、宴会や隠れ遊びもあって、襖一重を隔てた隣座敷に、どんな偉方がとぐろ捲いているか知れないのであった。友達同士の遊びや宴会は下町でしても、こっそり遊びにはここもまた肩が凝らなくてよかった。