후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅくず
現代日本文学館8 徳田秋声
徳田 秋声
徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면
五
妹は芸者では芽が吹かず、カフエ全盛の時代だったので、廃業して女給に転身し、そこで医専出の若い男と出来あい、二階で同棲生活を始めたところであった。
「あれみんな権太さんの兄弟よ。あの姐さんも気の毒よ。男の兄弟も多勢あるのに、どれもこれもやくざで、年がら年中たかられてばかりいるのよ。この土地建て初まりからの姐さんだけれど、今にお米の一升買いしてるという話だわ。あの弁士がまた為様のない男で、お金がないというと、暴れまわって姐さんと取っ組み合いの喧嘩をするそうだわ。」
しかし均平が窓から見たところでは、そんな様子もなく、館から帰って来ると、庭向きの部屋でビイルをぬき、子供をあやしたり、ダンス・レコオドをかけたりして、陽気なその日その日を暮らしていた。
五
均平は銀子の松次から言うと本家に当たる松の家で、風呂を入れてもらったり、電話を取り次いでもらったりしていたので、たまには二階へ上がってお茶を呑み、金ぴかの仏壇の新仏にお線香をあげることもあった。二階は八畳と六畳で、総桐の箪笥が三棹も箝め込みになっており、押入の鴨居の上にも余地のないまでに袋戸棚が設われ、階下の抱えたちの寝起きする狭苦しさとは打って変わって住み心地よく工夫されてあった。