후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅくず
現代日本文学館8 徳田秋声
徳田 秋声
徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면
十四
例の箪笥と鏡台が庸三の部屋へ持ち込まれて、化粧品の香がその日から仄かに部屋に漂った。
十四
葉子はそのころになっても、なお婦人雑誌の連載物を書きつづけていたが、初めの意気込みほど人気は湧き立たなかった。もともと雑誌の方では、とかく世間の問題をおこしがちな彼女の過去現在の、好いにつけ悪いにつけ、何か花やかな雰囲気を周囲に投げつつあるところに、ジャアナリステックな価値を見出そうとしたものであったが、一回二回と書かしてみると、思ったよりも好いので、一層力瘤を入れることにはなったが、庸三と取り組んでの恋愛事件がひどく世間の感情を害していた最中でもあったので、情熱的な彼女の作品も大向うから声はかからなかった。もちろん淡い夢のような作品その物にも、彼女独得の情熱と情緒がいかに溢れていたにしても、一般に受ける性質のものではなかった。ちょうど社会批評家としてすでに一地歩を占めている、ある婦人の作品と並んでいたが、葉子はそれを自分の作品と読み比べてみて、何となく厭味で古いと思っていたし、少しは悪くも言ってみたいこともあった。
無精な庸三のことなので、その作品に関して時々話をしかけられても、読んだのは一回きりで、解らないところを「これはどういうんだ」