후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅくず
現代日本文学館8 徳田秋声
徳田 秋声
徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면
「私今三丁目にいますのよ。お会いして話しますからすぐ来て。」
ふらりと三丁目へ出て、そっちこっち見廻していると、葉子がひょっこり目の前に現われた。メイ・ハルミの手を経て横浜から買った、ヤンキイ好みの紺に淡めな荒い縞のある例の外套に包まっていたが、髪もそそけ顔もめっきり窶れていた。
じきにタキシイに飛びのって、行きつけの家へ走らせたが、部屋へ納まっても、何か仮り着をしているようで、庸三は気が負けた。
時分時だったので、庸三は葉子の註文もきいて料理を通した。
「少し痩せたね。」
「ぞうよ、毎日働くんですもの。ほら手がこんな。節々が太って。」
と言っても葉子はやっぱり美しかった。
「あの人が水を汲んでくれたり、食器を洗ったりしてくれるけれど。」
「女中なし?」
「ええ。あの人このごろますますあれだもんだから、手の美しいのなんか真平だというのよ。労働者のように硬くならなくちゃ駄目なんだって。」
「なるほど。君には少し無理だね。しかし生活はいいんだろ。」
「ところがあまりよくもないのよ。」
彼女の話では、清川の父は老大家に甘やかされて贅沢に馴れている、そんな女を引き受けるのに不賛成で、父よりも好い身分に産まれつき、教養の高い母のみが理解してくれて、月々一定の額を先輩の山上の手を通して仕送ってくれ、それに彼自身いくらかの収入もある