일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いなかきょうし

田舎教師 他一編

田山 花袋

田山 花袋의 田舎教師 他一編(いなかきょうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,097자 · 312화면

아오조라 문고

だんだん道が悪くなって来た。拾って歩いてもピシャピシャしないようなところはもうなくなった。足の踵を離さないようにして歩いても、すりへらした駒下駄からはたえずハネがあがった。風が出て雨も横しぶきになって袖もぬれてしまった。

羽生の町はさびしかった。時々番傘や蛇の目傘が通るばかり、庇の長く出た広い通りは森閑としている。郵便局の前には為替を受け取りに来た若い女が立っているし、呉服屋の店には番頭と小僧とがかたまって話をしているし、足袋屋の店には青縞と雲斎織りとが積み重ねられたなかで、職人がせっせと足袋を縫っていた。新式に硝子戸の店を造った唐物屋の前には、自転車が一個、なかばは軒の雨滴れにぬれながら置かれてある。

町の四辻には半鐘台が高く立った。

そこから行田道はわかれている。煙草屋、うどん屋、医師の大きな玄関、塀の上にそびえている形のおもしろい松、吹井が清い水をふいている豪家の前を向こうに出ると、草の生えた溝があって、白いペンキのはげた門に、羽生分署という札がかかっている。巡査が一人、剣をじゃらつかせて、雨の降りしきる中を出て来た。

それからまた裏町の人家が続いた。