후리가나로 읽는 일본 고전
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いなかきょうし
田舎教師 他一編
田山 花袋
田山 花袋의 田舎教師 他一編(いなかきょうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,097자 · 312화면
四十七
写生帳には瓶の梅花、水仙、学校の門、大越の桜などがあった。沈丁花の花はやや巧みにできたが、葉の陰影にはいつも失敗した。それから緋縅蝶、紋白蝶なども採集した。小畑が送ってくれた丘博士訳の進化論講話が机の上に置かれて、その中ごろに菫の花が枝折りの代わりにはさまれてあった。菓子は好物のうぐいす餅、菜は独活にみつばにくわい、漬け物は京菜の新漬け。生徒は草餅や牡丹餅をよく持って来てくれた。
利根川の土手にはさまざまの花があった。ある日清三は関さんと大越から発戸までの間を歩いた。清三は一々花の名を手帳につけた。――みつまた、たびらこ、じごくのかまのふた、ほとけのざ、すずめのえんどう、からすのえんどう、のみのふすま、すみれ、たちつぼすみれ、さんしきすみれ、げんげ、たんぽぽ、いぬがらし、こけりんどう、はこべ、あかじくはこべ、かきどうし、さぎごげ、ふき、なずな、ながばぐさ、しゃくなげ、つばき、こごめざくら、もも、ひぼけ、ひなぎく、へびいちご、おにたびらこ、ははこ、きつねのぼたん、そらまめ。
四十七
新たにつくった学校の花壇にもいろいろの草花が集められた。農家の垣には梨の花と八重桜、畠には豌豆と蚕豆、麦笛を鳴らす音が時々聞こえて、燕が街道を斜めに突っ切るように飛びちがった。