일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いしかりがわ

石狩川

本庄 陸男

本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면

아오조라 문고

縦横に通ずる粘土色の道路のあちらに民家街があった。この地に府をひらくため、或いは府らしい景観を備えるため、商賈と工人を、利を掲げて呼び集めたのであった。百両の家作料と三カ年の手当金百五十両を給した。就中、就産資金の三十両が好餌であった。土地にあぶれ、職に窮した庶民がこの大盤ふるまいを聞きつけて集まって来たのである。彼らは指定された民家街に草屋を営んだ。家作料は貰ったが人民の家をつくるなどというのん気な手は空いていなかった。人民は二の次三の次であった。一切は官によって左右されつつ、しかし、市街は市街らしく一応出来あがっていた。

開拓使庁の棟に一きわ高くつき出た鐘楼で、がんがんと鐘が鳴るのだ、響きは、やがて、名実ともに都府となるのであろうこのきり拓かれた一廓から、ひろい原野へ――イシカリ川の灌漑する涯しのない平原へ、さえぎるものも無くごんごんと拡がって行くように思われた。

時が告げられつつある。そしてそれを合図として、このサッポロの街は――、いや、官の支配下にある北海道は動いているのだ。人の影が急に目につくようになった。どこからか風に乗って、人間のどよめきが聞えて来た。