일본어 읽기 연습

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かがくほうほうろん

科学方法論

戸坂 潤

戸坂 潤의 科学方法論(かがくほうほうろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,035자 · 284화면

아오조라 문고

というのは、対象・方法の弁証法は存在論に於て初めてその地盤を発見するに違いない。もしそうでなければ今まで述べられたことは一つの砂上の楼閣であったかも知れない。

今試みに一つの存在論的理論を構成して見ることが必要となった。

何が吾々にとって直接であるか。近世の哲学は、主観・自我・意識などを以て之に答えたであろう。併し直接性はこれ等諸概念の何れもが意味する処の或るものである。この或るものを人々は現象と呼んでいる*。直接者が何であるかは判らないとしても、夫はとにかく直接性――現象――であることを確かに語ることが出来る。それ故出発点として、この現象は何であるか、という形に於ける問題を提出することが最も普遍的結果を約束するであろう。現象論一般の必然性は茲にある。

現象は存在として現象する。例えば或る意味に於ける意識現象を以てこの現象を代表させることは困難である。何となれば自然現象とか歴史現象とか社会現象とかいう或る現象は、夫々それとは全く別な現象に還元され、引き直おされるのでなければ、意識現象によって代表されることは出来ないであろう。之に反して存在概念は夫々の現象をしてそれぞれの現象たらしめる丁度そのような概念である。