후리가나로 읽는 일본 고전
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かがくほうほうろん
科学方法論
戸坂 潤
戸坂 潤의 科学方法論(かがくほうほうろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,035자 · 284화면
研究の対象は学問の内容となった。今この対象概念のこの運動を徹底すれば、――その過程は方法に就いてのアナロギーによって明らかにされるであろう――、対象は遂には方法の規定となって現われなければならない筈である。今迄は実践的に行なわれる研究の対象であった対象が、其の本来の地盤を離れて学問内容となり、更に学問の方法的規定に変化するであろう。かくして対象概念は次第に稀薄となり遂に方法概念にまで運動する。この運動の経過する範疇は全く方法の場合に於ける三つの兵站――研究方法・学問構成・対象規定――に平行することはそうありそうなことである。第一の場合――研究の対象――は、例えば生物学の研究対象は生物であるという意味の、対象の観念によって代表される。吾々は生物学的な専門的研究によって教えられることなくしても何を生物として取り扱うかを大体は知ることが出来るであろう。云うならば夫は凡そ動物又は植物と呼ばれる一切の生命ある物を含むものと考えられる。生命あるものとは何かと尋ねる時、古典的常識は例えば営養を摂取するものと答えるであろう*。生物学の研究の対象を生物として、又星学研究の対象を天体として、吾々は容易に云い解くことが出来る。