일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

びしょうじょいちばんのり

美少女一番乗り

山本 周五郎

山本 周五郎의 美少女一番乗り(びしょうじょいちばんのり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 73,583자 · 149화면

아오조라 문고

かくて天正四年五月はじめのある日。――賀茂が庭へ下りて生垣の手入れをしていると、娘のお弓が小さな包みを抱えて、横手の木戸からそっと出かけようとするのを見つけた。

「お弓、どこへ行く」

声をかけられて、娘はぎょっと振返ったが、

「はい、あの、薬草を採りに……」

「ひとりで行くのか」

「いえ五郎をつれて参ります」

老人は苦い顔をして、

「そういつまで五郎に附きそっていてはいかんぞ、なれていても獣は獣、殊にああ大きくなっては熊の本性が出る、うっかりすると今に噛み殺されてしまうぞ」

「大丈夫ですわ、五郎はお弓が拾ってお弓が育てたのですもの。昨日だって……」

いいかけて慌てて口をつぐんだ。

「昨日どうした!」

「いえなんでもありませんの、では行って参ります」

言い捨ててお弓は元気に出て行った。

部落を出て二町あまりすると渓流がある、それを渡ると摩耶谷いちめんを取囲む檜の密林で、他郷の者がうっかり足を踏入れると到底出ることが出来ないという、――お弓はなれた足取りで、森の中の胸を突くような急斜面を登り、右へ右へと辿りながら、やがて苔むす巨岩のごろごろしている断崖の下へ出た。