일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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がいとうからみたしんとうきょうのりめん

街頭から見た新東京の裏面

杉山 萠円

杉山 萠円의 街頭から見た新東京の裏面(がいとうからみたしんとうきょうのりめん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 89,546자 · 178화면

아오조라 문고

これと一所に家主や地主に対する苦情も非常に夥しく持ち込まれた。すなわち震災後二三ヶ月の間、東京市中の家や人が別々の意味で宙に迷いつつあった事を裏書している。

その中に押し詰まって来ると、次第に人探しの申込みが減って来た。代りに対家主の苦情が殖えると同時に、金の相談や証文の鑑定なぞが加わって来た。

「資本がほしいですが、無抵当で薄利で貸してもらう方法は」

「この金を預けるたしかな銀行は」

「これは焼け残った祖父の時代の証文ですが」

なぞいうので、東京市内が次第に落ち付いて来た程度を説明している。

このような状態が大正十三年度の三四月頃まで続いた。

大正十三年度の三四月頃は、東京中の人気があらゆる意味でグラリと引っくり返った時機と見られているが、警視庁の人事相談所にもそうした影響が現われた。

第一に大工や左官、その他の職人なぞいう労働者の賃金不払問題が盛に流れ込み始めた。

震災直後の節季まではこんな現象は見られなかった。東京の復興を目がけて地方から押し寄せた連中は、皆引っぱり凧にされていたのである。只釘を打って鋸を使えれば大工で通る。藁さえ刻めば左官で通る。