후리가나로 읽는 일본 고전
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がいとうからみたしんとうきょうのりめん
街頭から見た新東京の裏面
杉山 萠円
杉山 萠円의 街頭から見た新東京の裏面(がいとうからみたしんとうきょうのりめん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 89,546자 · 178화면
中流の着物道楽
震災後、東京市中到る処に軒並べて(法螺ではない)出来た安飲食店や弁当屋、カフェー等は彼等の唯一の慰安所でなければならぬが、そんな処でビールの満を引いたりしているのは大抵稼ぎ人風の男である。腰弁風のは居ても、独身者らしい若いので、隅ッ子に小さくなっているのが多い。
中流の着物道楽
中流以上の腰弁、ここでは主として男となると、こんな安飲食店や何かに来ない。下宿生活にしろ住宅生活(すくないようで案外多い)にしろ、東京市内ならばダリヤの一鉢、市外ならばコスモスの十四五本も植えた庭を睨めて納まっている。這入るにしても相当の体裁をしたカフェーや飲食店で、アイスクリームや曹達水位は平気で嘗めたり吸ったりしている。
この連中の最近の道楽が、前に云った着物道楽と文化生活である。強いて階級を付くれば、着物道楽が二百円級、文化生活が三百円級の理想と云えようか。
「東京の中流階級の男の風采がジミになった。その基調色は茶や黒又は鼠色で、昔のような派手なスタイルは下火になった」と或る新聞に出た。これは万人がそう認めているところである。「日本の中央都市にこんな堅実な風俗が流行するのは慶賀すべき現象である」