후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(七)平次女難
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(七)平次女難(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,696자 · 310화면
平次の考えは不思議なコースを辿って、先から先へと発展している様子です。
「親分の言い草じゃねえが、金があって風流人だった瓢々斎が、何が気に入らなくて死ぬ気なんかになったでしょう」
ガラッ八は新しい問題を出しました。
「そいつは俺にも解らねえが、酒の好きなものが、何かわけがあって酒を止すと、急に死にたくなるんじゃあるまいか――」
「そんな事があった日にゃ、酒も滅多に断たれねえ」
「瓢箪供養までやって、いよいよ酒を止したという晩、フラフラと死ぬ気になったのは、そんな事じゃないかな」
これもしかし平次の想像に過ぎません。
ガラッ八の八五郎は、それを後ろに聞いて、お勝手から、瓢々斎の部屋を捜しておりますが、
「親分、恐れ入った、――さすがは見通しだ」
何やらワメき散らしながらやって来ます。
「何を騒ぐんだ、八?」
「瓢々斎の居間の押入に、飲みかけの貧乏徳利が一本、猪口が一つ隠してありますぜ」
「どれどれ」
手に取って嗅いでみると、猪口にはまだ酒の匂いが残って、一升入りの徳利は半分ほど空になっております。
「こいつを知らなかったのかい」
ガラッ八は貧乏徳利を指して、うろうろしている下女のお滝に訊ねました。