후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(七)平次女難
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(七)平次女難(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,696자 · 310화면
我が子・平次
岩手県日詰が私の故郷であるが、ここでも塚を建てたいといっている。しかし私はこれも承知しない。生きているうちはそういうパッとした派手なことはやって貰いたくないというのが私の本音である。それに空想の人間の碑が出来てもしようがなかろうという気持もある。
我が子・平次
とにかく銭形平次ではよく稼がせて頂いた。一度書いたものがまた全集や選集になって出るということで、二重、三重に働いて貰ったわけである。なかには迷惑を受けた出版社もあったが、これはこちらがむかしびとで、印税の催促などできない性格だからしかたがない。ラジオ、映画でもよく働いてくれた。
私が銭形を書き出したのは新聞記者時代からで、五、六年は両刀使いでいたわけだが、当時、報知はそういうことを許していた。だから本業の新聞記者の給料よりも雑誌社から貰う原稿料のほうがよほど多かった時代がある。だから夏は軽井沢に避暑をするというようなこともできたわけで、それをとやかくいう人はなかった。あの頃はのんきでよかったと思う。
私は四人の子供があって、その内娘が一人、物を書いていたが夭折してしまった。生きていれば親子二代の作家になったかも知れないが、先立たれて、いま残っている子供は娘一人、孫が二人だけである。