후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(七)平次女難
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(七)平次女難(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,696자 · 310화면
六
平次はひどく不機嫌です。
その時、小梅の方から飛んで来た女が一人。
「駒三郎さんが殺されたんですって、そんな事が本当にあるんでしょうか」
取乱した風で瓢箪塚へ来ると、駒三郎の死体を一と目、ワッと取りすがりました。
「あれは誰だい」
と平次。
「お為ですよ」
ガラッ八は囁きました。
お為はあたり構わぬ大愁歎で、
「お前さん、なんて事だろうね、いつも命を狙っている者があるって口癖に言ってたけれど、まさか、こんなになろうとはねえ、――きっと敵は討ってやるから、一と言、たった一と言いっておくれ、やっぱり、あの佐太郎かい、――自分が勘当されたのをお前のせいにしていたそうだから、――ね、駒さん、ね」
惨憺たる死体を揺すぶり揺すぶりの大口説です。
六
お為の歎きを聞捨てて、平次とガラッ八は寮の裏へ大廻りに、佐太郎の家へ行きました。
「あれは、親分?」
眼の早いガラッ八が指さしたのは、朝陽を明々と受けて、昨夜から干し忘れたらしい半纏が一枚、裏の物干竿に引っかけてあったのです。
近寄って見ると、胸のあたりへなすり付けられた血潮と泥。
「…………」
平次は黙って眼を見張りました。