후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(七)平次女難
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(七)平次女難(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,696자 · 310화면
「何だと」
「見ろ、この太縄を切って落せば、五人は道具部屋の中で巨石に打たれて塩辛になって死ぬばかりだ」
「えッ」
「ハッ、ハッ、ハッ、驚いたか平次、万一の事を考えて、俺はこれだけの用意をしたのだ――今まであっちこっちに散らしておいた五人の兄妹は、昨夜纏めてここへ連れ込んで、以前熊を入れた檻の中へ投り込んである。檻の天井には百貫目以上の石を吊ってあるから、この綱を切れば待てしばしはねえ、――どっこい動くな、下手に動くと、今眼の前でこの綱を切るぞ」
振り冠ったのは小道具物ながら真刃の一刀、梁から斜めに走る太綱を睨んで、今にも振り下ろそうとします。赤い振袖を着た稀代の美男が、復讐の快感にひたって、キラキラと眼を輝かす様は、言いようもなく物凄まじい観物です。
「待て待て源太、その綱を切って、五人兄妹を殺せば、お前の女房のお千代は、主殺しの罪で磔刑だぞ」
「ウーム」
平次は漸く源太の急所を見付けだしました。
「女を引っ立てて来い」
平次が木戸口へ声を掛けると、
「応ッ」
引立てられて来たのは、雁字がらめに縛り上げられたお千代、思わず仰いで夫の源太を見ると、
「あ、お前さん」