후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(七)平次女難
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(七)平次女難(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,696자 · 310화면
六
「ツイそこで」
「喚んで来て貰おうか」
同心の許しが出ると、清吉は飛出そうとしました。
六
「どっこい、それには及ばねえよ、お静さんにやましい事があるわけはねえ」
ヌッと顔を出したのは八五郎でした。
「八兄哥か、銭形の親分もとんだ掛り合いで気の毒だな」
万七は妙に笑いたいような、泣き出したいようなしかめっ面を見せます。――
「へッへッ、有難いことで、三輪の親分が大層気の毒がっていなすったと、親分へ申しておきましょうよ」
「ところでお静ちゃんはどうなすったえ」
「これもお気の毒みたいな話で、ツイ今しがたまで、おっ母アとあっしを相手に、泣いたり笑ったりしていましたよ」
「本当かい」
「お隣で聞けば解りまさア」
「この櫛はお静さんのだってね」
万七は動かぬ証拠のつもりで、鼈甲の櫛を見せました。
「お静さんのだったら、どうなるんだ」
「気の毒だが下手人の疑いは免れっこはねえ」
「へーエ」
「死体の側、それも血の海の中に落ちていたんだ」
「そうですかい、もう一つ同じ櫛を持っている人があったらどうします、三輪の親分」
「何だと?」
「ちょっと待っておくんなさい」
ガラッ八は飛んで行きましたが、しばらくすると、ベロンベロンに酔っ払ったお町を引っ担ぐようにして伴れて来ました。