일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(七)平次女難

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(七)平次女難(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,696자 · 310화면

아오조라 문고

ことだろう。

「オール読物」に連載し始めてから、挿絵のほうはいろいろ変わった。小村雪岱、木村荘八、河野通勢、鈴木朱雀、中一弥、神保朋世などの方々が次々と描いてくれた。

ずいぶん長い間の銭形であったが、書いていて作家としての一種の満足感を覚えることがときどきあった。思い通りに筋を運んで、途方もない結末にもって行って溜飲を下げたこともあり、ひじょうに兇悪な犯人を許してやって、いい気持になったこともある。なにしろ実際問題と違って文章の上のことだからのんきな遊びもできたというものである。

いつかお女郎を題材にして書いたことがあるが、江戸時代のお女郎というものは自殺することを許されなかった。宿場女郎が自殺をすると、親許が身代金をとられたり、いろいろひどい目に遇わされる。お女郎の自殺を禁止するという法律があって、ここまで人間の意志を束縛する法律は日本以外どこにもない。こういうことは一つの大きな社会問題だと思って、銭形の題材に使った。平次が自殺だと称してお女郎を助ける話だが、ああいうものは江戸時代の世相を調べてみるといろいろ出てくる。江戸時代の風俗については私は高等学校から大学にかけての時期をほとんど江戸研究に費やしたので、わりあいによく知っているつもりである。