후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(三)酒屋火事
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(三)酒屋火事(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 146,725자 · 298화면
たまり兼ねて兼吉は口を挟みました。
「近江屋の先々代七兵衛がその首領だ。七兵衛が死ぬと、先代の七兵衛は賽銭箱の鍵を預かったが、あと二人の仲間が脅かすので、恐ろしくて叶わないので、そっと、鍵を捨てて、鍵の寸法だけ取って御新造に渡しておいた。御新造が八五郎に渡したのがその鍵の寸法書だった」
「…………」
「大きい二重丸は鍵の上の輪だ、これはあってもなくてもいい。次の二の字は、鍵の一番大事な二本の足だ。左が揃っているのはそのためだ。下の二重丸は、鍵の軸の太さだ。俺も、これが鍵の寸法と解るまでには一日かかったよ」
「その鍵は親分」
とガラッ八は平次の持っている鍵を指します。
「近所の鋳掛屋に、寸法書通りのものを作らせたのだよ」
「出鱈目な、寸法を書いてお吉にやったのは?」
「曲者に一杯喰わせるためさ。曲者はお吉を使ってお前から寸法書を取らせたが、お吉は昔の七兵衛の仲間の泥棒の娘だったので、もう一人、生き残った泥棒が殺してしまったのさ。お吉があんまりいろいろの事を知っていたのと浮気ッぽくて気が許されなかったのだ」
「…………」
平次の明察に、皆んな固唾を呑むばかりです。