후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(二)八人芸の女
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(二)八人芸の女(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,562자 · 291화면
「聞かないでもないが、それがどうしたんだ」
平次も少し真剣になります。ガラッ八がまた何か素晴らしいネタを嗅ぎ出して来たらしいことに気がついたのでしょう。
「美い女だってネ」
「何が」
「その幽霊がたまらない美い女だって言いますぜ」
「馬鹿だね。幽霊は大概女に決っているが、様子がよくたって足がなかった日にゃア、八の女房には不向きだよ。第一お惣菜の買出しも質屋通いも出来ない」
「冗談――じゃない。ね親分、真剣に聴いておくんなさい。今まで町内の腕っ節の強いのが、何人退治に向ったか判らねえが、大概腰を抜かして、這々の態で帰ってますぜ」
「粋なもんだな、八」
「蘭塔場で腰を抜かす図なんてえものは、あまり粋じゃありませんよ」
「話はそれだけか」
「これからが面白いんで、――我慢のなり兼ねた町内の若え者が、そっと寄って幽霊退治をしようということになった。それが今晩ですぜ、親分」
「幽霊退治?」
「いずれ狸か狐の仕業だろう。撲ち殺して、煮て喰おうという寸法でさ」
「人間だったらどうする」
「ヘエ――」
「幽霊があるかないかは知らないが、恵大寺の墓場へ出るのは、足がありそうな気がしてならねえ。