후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(二)八人芸の女
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(二)八人芸の女(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,562자 · 291화면
二
強盗の装や背の高さもまちまちで、五尺五六寸と言う者もあり、せいぜい五尺一二寸しかなかったと言う者もあり、覆面頭巾は一致しましたが、眼は大きいか小さいか、そんな事を注意した者もなく、ひどい事には、羽二重の小袖の紋さえも記憶している者がなかったのです。
「紋のない紋付というものはあるまい。羊羹色でも羽二重なら、紋ぐらいはあったはずだ」
平次は突っ込んで訊きます。が、
「それが不思議で、どう思い出してもただの石持で、紋の形を覚えている者は一人もございません」
これでは手のつけようがありません。
二
「親分、驚いたネ。――『疾風』ばかりは全く手のつけようがねえ」
大黒屋の近所を半日漁って、ガラッ八はふらりと帰って来ました。
「娘の当りは?」
「そんな器用な娘があの界隈に居そうもねえから不思議だ。――真夜中過ぎに、見附や自身番の目を免れて、遠方から通う道理はねえ――と親分は言いなさるが、あの居廻りには娘や妹持ちの浪人も居ず、第一浅草や下谷から近頃引越して来た者もありませんぜ」
ガラッ八の八五郎は、半日の骨折りが無駄になって、少し機嫌が斜めです。
「フーム、容易な相手じゃねえ。