일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(八)お珊文身調べ

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(八)お珊文身調べ(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 143,455자 · 290화면

아오조라 문고

六

「下町には居るそうだが、この辺へ鈴屋が来るのは珍しいね。どんな品があるか、みんな見せておくれ、気に入りさえすれば、幾箇でも買って上げるから」

「ヘエ――」

唖然としていたガラッ八は、漸く人心地が付くと、そそくさと鈴の箱を開けました。

しかしこの時、灯籠の蔭、木戸の後ろ、縁側の隅などに、幾人かの人間が、餌に狙い寄る猛獣のように、眼を輝かしているのに、八五郎少しも気が付かなかったのです。

箱の中の鈴と、手に持った鈴と、洗いざらい縁側に並べると、八五郎を案内した美しい女中は手を挙げて合図しました。

「それッ」

四方から飛出したのは、悉く女。女中、小間使、お針、飯炊き、あらゆる種類を尽して、八五郎の八方からサッと飛びかかります。

「あッ、何をする」

と言ったが追い付きません。女と思って甘くあしらっている内に、風呂敷を被せて、帯紐で縛ってそのまま、物をも言わず奥へ担ぎ込みます。

六

ガラッ八は出かけてから、もう三日帰りませんでした。銭形平次、さすがに放ってもおけません。

与力の笹野新三郎を訪ねて訊くと、石原の利助は堂守殺しの下手人として、徳蔵稲荷の隣に住んでいる、やくざ者の仙吉を挙げたという話、これは賭博の元手に困って、仁三郎の財布を狙ったものと見たわけです。