후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(八)お珊文身調べ
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(八)お珊文身調べ(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 143,455자 · 290화면
お雛とお染は顔馴染、別に聞くこともありません。番頭の友二郎は、確り者の四十男で、金儲けや商売には抜け目のないような人柄ですが、昨夜は少しばかり晩酌をやって、亥刻(十時)そこそこに二階へ上がったきり、便所へも起きなかったというのは疑う余地もありません。
爺やの六兵衛は、近江屋の遠縁の者で、年を取ってから転げ込みましたが、先代や友二郎が同情して一生飼い殺しの寮番にして置くくらいですから、別に害意のある様子も見えません。若い時には随分いろいろの事もやったようですが、それだけ人間が揉めて、如才なくて、器用で、お雛や重三には好い相手だったのです。若主人の坊っちゃんが死んで、これはオロオロするばかり。
「支配人さんの晩酌をわけて頂いて何にも知らずに眠ってしまいました。知ってさえいりゃ、こんなことをさせはしません」
年寄りらしく無駄なところで歯ぎしりをしております。
お雛の許嫁の重三は、十年越し店に勤めた忠義者で、女のように優しい感じのする、物柔かな好い男、近江屋にはこれも遠縁に当るそうですが、それよりは、真面目な勤め振りと、人柄を見込まれて先代がお雛の許嫁に定めたくらいの若者です。