후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(十)金色の処女
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(十)金色の処女(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 137,868자 · 278화면
銭形平次捕物控
一
一
ガラッ八の八五郎が、その晩聟入りをすることになりました。
祝言の相手は金沢町の酒屋で、この辺では裕福の聞えのある多賀屋勘兵衛。嫁はその一粒種で、浮気っぽいが、綺麗さでは評判の高いお福という十九の娘、――これが本当の祝言だと、ガラッ八は十手捕縄を返上して、大店の聟養子に納まるところですが、残念ながらそんなうまいわけには行きません。
実際のところは、その晩聟入りの行列などを組んで歩いたら、命を奪られるかも知れないという、――真実の聟、仲屋の倅錦太郎に頼まれて、いやいやながらガラッ八は、聟入りの贋物になることを引受けさせられてしまったのです。
この頼みが持込まれたとき、さすが呑気者のガラッ八も、再三辞退しました。が、錦太郎の頼みがいかにも真剣で、涙を流さぬばかりに拝むのと、親分の銭形平次が、多賀屋の身上、主人勘兵衛の評判から、娘お福の行状、それから聟の仲屋の暮し向きから、錦太郎の人柄まで調べ抜き、「なるほどこれは、うっかり祝言をさせられない」ということが解り、自分からもガラッ八を説いて、「いざ三三九度の杯という時、真物の聟の錦太郎と入れ替らせるから」