일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あるおんせんのゆらい

ある温泉の由来

佐々木 邦

佐々木 邦의 ある温泉の由来(あるおんせんのゆらい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,655자 · 30화면

아오조라 문고

独占しようというのだった。僕達は毎晩夢を見た。僕の夢はいつも失敗で、ウン/\魘される。

「保や、又温泉の夢を見ているのかい?」

と母親に起されるのが常だった。

僕達が東京から専門家を呼び荒神風呂を掘り始めた時、村のものは笑っていた。尤も第一本は失敗だった。荒神風呂の水の涌くところを試みたのだが、水嵩が増す丈けで、湯は出て来なかった。第二本は僕が一番有望と思っていたところだった。田の一部分に年々稲の枯れる一区画がある。地熱が強いのだと見て取って、僕はそこを第一着手にする積りだったが、技手は水の涌いているところへ見込をつけたのである。しかし二本目も失敗して、三本目の荒神様の後ろの沢が成功した。火傷をするくらい熱いのが涌く。次に対岸へ移ったら、そこは一遍で掘り当てた。

それから一月ばかりの間、僕達は無我夢中だった。東京から事業家が温泉の権利を買いに来た。実に早い。湯の涌いた翌日だったから、技手が電報を打ったのかも知れない。大阪からも来た。その人達を引見した後、小池氏は新聞記者に次の通り語った。

「元来東西引佐は仲が悪い。今回両方に温泉が涌いたのは天が東西引佐を結合させる為めだろうと思うけれど、却って両村繁栄を競って益※(二の字点、1-2-22)醜態を演じる虞れがある。