후리가나로 읽는 일본 고전
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おちょうふじん
お蝶夫人
三浦 環
三浦 環의 お蝶夫人(おちょうふじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,730자 · 242화면
「あーらまあ三浦さん、またからいソーセージを食べさせられたんですか」
大使の奥様が、からいソーセージで泣かされたのかとおっしゃるのには訳があるのです。スコットランド人の下宿では毎朝塩ッからい、それこそ口の曲がるほど塩のきいているソーセージを出すのです。私は余り塩辛いので、咽喉に障るといけないので残しますと、お内儀さんが、そんなお行儀の悪いことをしてはいけません、そんな悪いお行儀はクイン・アレキサンダーなら許したでしょうが、クイン・メリーは許しません、といって叱るんです。クイン・アレキサンダーは前のクインで別嬪さんだったが、厳格な方ではなかったという意味なのだそうです。それで渋々塩辛いソーセージを食べているうちに三浦が出掛ける時間になるので、食事の途中、立って玄関まで送りに出ます。当時三浦はロンドンの大学に通って勉強していたのですが、下宿のお内儀さんは、食事を途中で中止して夫を送り出すことは、男尊女卑の封建的な、野蛮な習慣だからやめなければいけないと叱るんです。こんな風に私は下宿の苦情を毎度大使の奥様に訴えに行きましたので、それで奥様はソーセージに泣かされたのかとおっしゃたのです。