후리가나로 읽는 일본 고전
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おちょうふじん
お蝶夫人
三浦 環
三浦 環의 お蝶夫人(おちょうふじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,730자 · 242화면
を三年うたうとテナーは声をつぶしてしまう、テナーの命取りのオペラだとさえいわれまして、滅多に上演されませんが、日本を題材にしたオペラですから、私はどんなことをしても勉強しなくちゃあいけないと思いまして、必死になって勉強していますと、同じ下宿にいらっしゃった濱田博士が、この方はイタリー語がお上手な上に専門が文学なので「イリス」はどういう風に解釈してうたったらいいかということ、即ち大変神秘的な物語だから、歌も神秘的にうたわなくてはいけない、とおっしゃって教えて下さいましたし、また私がオペラ歌手として一番必要な語学イタリー語を教えて頂いて、それが後に到るまで、今日までも非常に役に立って大変有難かったと、思い出すごとに感謝しております。
翌一九一五年の三月の末か四月の始めのある晩のことでした。私の下宿に恐ろしく長い大きな自動車が着きまして、マダム三浦にお目にかかりたいというお客様がおいでになったので、二階の応接室にお通ししてお目にかかると、男のお客様はウラジミール・ロージンというロシアの有名なテナーで、女のお伴れは無線電信を発明したマルコーニ侯の前の奥様で、マダム・ペトロスカというソプラノ歌手でした。