후리가나로 읽는 일본 고전
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おちょうふじん
お蝶夫人
三浦 環
三浦 環의 お蝶夫人(おちょうふじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,730자 · 242화면
それで私は「お蝶夫人」の舞台面である長崎の丘とそっくりの、このトレ・デル・ラーゴの山荘に似ているトレ・デラボの丘の上に、日本風の四阿亭をつくり、提灯を沢山つけて、ここでプッチーニ追悼の「お蝶夫人」の野外演奏をいたしましたが、それはこの山荘の一夜のずっと後のことであったのは申すまでもございません。
話はまたもとに戻りまして私はプッチーニと「お蝶夫人」についていろいろなお話をしました。その時の記憶をたどって断片的に書き綴りましょう。
「お蝶夫人」の初演は一九〇四年(明治三十七年)二月十七日ミラノのスカラ座で、イタリーのプリマドンナであるロジーナ・ストルキオによって行われました。当時イタリーで一番尊敬されていたオペラの作曲家プッチーニの新作発表だというので、前売の切符が二万リラも売れたという大変な騒ぎでしたが、いざ開演となると、何しろ日本の旋律が編込んである音楽が保守的なミラノの人達の耳に馴染まなかったことも手伝って、第一幕が済んでも誰も拍手をしない、第二幕は恐ろしく長いのでだれてしまい、オペラは終っても、誰も拍手をしないどころかシッ!シッ!と野次が飛ぶ騒ぎで完全に失敗したのです。