일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かんかんむしはうたう

かんかん虫は唄う

吉川 英治

吉川 英治의 かんかん虫は唄う(かんかんむしはうたう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 91,006자 · 182화면

아오조라 문고

「ばか言ってやがら」

連中は服さなかった。

「――十四のトム公が、誰を恐喝するんでえ。何か、寝ぼけているんだろう。トム公は、このとおり、盲目の女親を養っているんだから、あいまいな嫌疑で、連れて行かれちゃ困ら」

「そうだ。それとも、警察じゃ、女親は、乾干しになっても、いいと言うのか」

ガラス工場の職工もいた、南京墓の番人もいた、貧乏異人館のコックもいた、競馬場の馬糞さらいもいた、チイハの運送屋もいた。みんなそれぞれ、一理屈を酬いた。

だが、無力の者の力が、いかに多数でもイクォール無力だった。すくなくも、巡査部長の佩剣に一触の感も与えはしない。

「じゃお前らも、本署まで、一緒に来たらどうか」

「…………」

その間に、トム公は、スタスタと自分で大股に濶歩して、相沢の大通りへ出た。巡査は追いかけて、彼の小さな両腕を左右からねじ取った。深夜の冷たい街路には、木桟の目隠し窓をつけた監獄馬車が、青い角燈をともして待っていた。

トム公は、馬車の中へと突き飛ばされた。その途端に、暴風のような長屋の同胞たちの喚きに交じって、ひとりの盲目が、取りみだして叫ぶ声を彼は聞きのがさなかった。