후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
酒丈けなら何等の掣肘も受けない」
「いやさ、少し呂律が怪しくなって来たからさ」
「大丈夫だよ。僕は少し酔っている方が能く語れるんだから安心し給え」
と小川さんは家へ帰って義太夫を聞かせる料簡と見えた。
千日前は流石に昔からの遊楽地丈けあって京都の新京極を凌ぐ盛況だったが、案内者が高級だから悉皆素通りをしてしまった。播重座の前ではお父さんが足を止めて、
「大阪へ来て義太夫を聞かないでしまうのは残念だね」
と言った。しかし小川さんは、
「此処のは女太夫ばかりだからね」
と答えた丈けで問題にしなかった。
楽天地の前では今度は僕が立ち止まった。小川さんは温良の君子で決して僕の存在を無視しない。先刻も単に理論としてだけれど僕の処分法に関する研究の結果を発表したくらい僕に重きを置いている。そこで早速僕の方へ摺り寄って来て、
「坊ちゃん、新世界の方が此処よりも大規模です。大阪中の見える通天閣という素晴らしい塔がありますぜ。今夜家内が坊ちゃんを御案内すると言っていましたよ」
と条件をつけて急き立てた。
「宜いさ。宝塚へ行けば少女歌劇を見るんだもの」
とお父さんも言った。
又電車に乗って帰る途中、