후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
さあ、忘れてしまった。『何が何とかで、外にないぞえ、千代ノ松原、しょんがいな』と、あゝ、骨が折れる」
「本物ですな。これは大分資本が入っていますね」
と団さんは褒め、
「面白いですな。その文句を後から一つ調べて置いて下さい」
とお父さんは頼んだが、
「秀夫さん、そんな歌がそんなに上手じゃ余り信用出来ないぜ」
と三輪さんは稍機嫌が悪かった。
「大丈夫ですよ。兎に角今の歌の中の名所は悉皆御覧に入れました。ところで最早ソロ/\時間でしょう」
と小三輪さんは手首の時計を見た。
夏の雨は馬の背を分けるというが、全くその通りだ。
「又熊本でお目にかゝります」
と言って、博多駅で秀夫さんに別れた時には晴れていたようだったが、一停車場過ぎると大雨沛然として来た。それで太宰府は寄っても仕方あるまいとあって割愛することになり、降り込められる覚悟で大層早目に佐賀に着いてしまった。ところが佐賀は晴天で埃が立つほどだった。何だか狐にでも摘まれたような気がする。あの夕立は単に僕達の旅程から菅公の配所を取り除ける為めの天意としか思われない。
「選りに選って字の拙い人のお揃いですから、天神さまがお気に召さなくて態降らせたのでしょうよ」