후리가나로 읽는 일본 고전
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 キリスト教入門(キリストきょうにゅうもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,257자 · 234화면
信仰によれば私どもは完全に自由であります。罪の重荷は私どもの肩の上にない。縄目が解けてしまった。しかしだれでも感ずるように、実際生活においては、自分はそんなに前と急に変わるわけでないのでありまして、やはりつまらぬことを考えたり、つまらぬこともしたりする。これはいったいどうしたんだろう。それは、私どものたましいは信仰によって自由になったが、私どもの体はもとのままの体だということから起こってくる事実なんです。キリストを信じて私どものたましいは罪の縄目から解放せられ、天翔るような喜びと力をもちますが、体はもとのままの体なんです。だから世間の人から見るというと、今日の私は昨日の私と変わらないのです。身体がもとのままの身体であるだけでなく、私どもの心の働きも前と変わらない。唯物論者は心の働きも肉体の作用だ。体がなければ心の働きもないと、こう言います。これにはもっともな点がありまして、キリスト教の信仰も同じことを考えておるのです。精神の作用は肉体の細胞の燃焼によって生ずるものであるかどうか、それはわからんけれども、とにかく体と心とは分つことができないように我々は生まれてきておるのであります。