일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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キリストきょうにゅうもん

キリスト教入門

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 キリスト教入門(キリストきょうにゅうもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,257자 · 234화면

아오조라 문고

を意味するか、神の子として世に遣わされるとはいかなる活動を意味するかの問題を、徹底的に考え抜かんがためであった。石を化してパンとすること、政治的権力と栄華を掌握すること、高い建築物の頂から飛び降りても怪我をしないこと、およそそのような魔術的能力が神の子の本性であるのではない。神の子は神の言に生きる者であり、神をのみ純粋に礼拝し、神に絶対信頼する者であって、この信仰の能力こそ神の子たる者の証拠である。イエスが神の子であることの証拠は、外側の行為に現われる能力によらず、神との生ける心の結合、換言すれば神との愛の交わりにある。この点をたしかめておくことは、今後のイエスの公生涯にとりて絶対に必要なことであった。イエスはこれから苦難の生涯を送り、終には十字架の死を遂げる。もしも神の子たることの証明を外形的な権力に求めるとするならば、かかる無力・敗北の生涯は神の子たるの自覚を裏切るものであろう。しかしながら神の意思に己が意思を合致せしめ、神との愛の全き結合に生きることが神の子たる者の本性であるとするならば、公生涯の出発点において与えられたイエスの神の子たる自覚は、終生彼を欺かなかったと言える。