일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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キリストきょうにゅうもん

キリスト教入門

矢内原 忠雄

矢内原 忠雄의 キリスト教入門(キリストきょうにゅうもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,257자 · 234화면

아오조라 문고

イエスは律法の破壊をこととする過激主義者ではなかった。彼は律法の精神を重んじ、これを成就する者として自ら任じた。しかし律法は人の生命を生かすべきものであって、これを窒息さすべきものではない。律法の形式が生命を窒息させる時は、その束縛から人を解放することこそ、律法本来の目的を達する道である。かく信じたイエスは、何度かパリサイ人の敵意に接した後、時には意識的にこの問題についてパリサイ人と争ったのである。

ある安息日にイエスはカペナウムで、例のとおり会堂に入ったところ、そこに片手萎えた人がいた。この日もイエスはこの不具者を癒すであろうかと、悪意に満ちたパリサイ人は堅唾をのんで様子を窺っていた。その思いを知ったイエスは、手萎えた人にむかって一言「中に立て」と言い、さて人々を見渡して、「安息日に善をなすと悪をなすと、生命を救うと殺すと、いずれか善き」と問うた。彼らは黙然としていた。イエスは彼らの心の頑固なるを憂いかつ怒って、手萎えた人にむかい「手を伸べよ」と言った。彼手を伸べたれば、すなわち癒えた。パリサイ人は会堂を出て、ただちにヘロデ党の人々とともに、いかにしてかイエスを亡そうと謀議した。