후리가나로 읽는 일본 고전
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 仮面の恐怖王/電人M(かめんのきょうふおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,590자 · 308화면
なんども、なんども体あたりをしているうちに、やっとドアのちょうつがいがはずれたので、人びとはドアをおしたおして、中へとびこんでいきました。
ひとりの背広の男が、開いた窓から、そとをのぞいています。
「どうしたのです。ロボットはどこへいったのです。」
警官がたずねますと、その男はふりむいて、
「この窓から、中庭へとびおりました。ふしぎです。やつは、たおれもしないでそのまま、あの入口から一階へはいっていきました。」
空へ風船のようにとびあがるほどのロボットですから、六階からとびおりるくらいへいきなのでしょう。
それをきくと、ひとりの警官がさけびました。
「よし、ぼくはエレベーターでおっかける。きみはこの電話で、パトカーの応援をたのんでくれ。」
そしてへやをとびだすと、エレベーターのほうへはしりました。おおぜいのMビルの会社の人たちも、おなじようにエレベーターへいそぎました。
あとにのこった警官は、電話をかけおわると、これもエレベーターのほうへ、かけだしていきます。
あたりの部屋からあつまった人たちも、それぞれひきあげてしまい、長い廊下に、人かげが見えなくなりました。