후리가나로 읽는 일본 고전
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 仮面の恐怖王/電人M(かめんのきょうふおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,590자 · 308화면
廊下のかどを曲がると、すぐに、怪物の姿が目にうつりました。
「おとうさん、たいへんです。はやく来てください。」
治郎君がせいいっぱいの声で、さけびました。
それを聞くと、怪物は、まだ三段ほど残っていた階段を、パッととびおりて、治郎君のいるのとは反対の方へ、逃げていきます。
そこへ、治郎君のうしろから、おとうさんの博士がかけつけてきました。そして、ロボットがあらわれたと聞くと、すぐに、そこの部屋にとびこんで、警察へ電話をかけるのでした。
「おとうさん、あいつは研究室の方へ、逃げました。ですから、行きどまりです。研究室のほかには木村さんの部屋があるきりです。木村さんの部屋にも、窓に鉄格子がはめてあるから、外へ逃げることはできません。そこで見はっていれば、ふくろのネズミですよ。」
博士が電話をかけて出てくるのを待って、治郎君が言いました。
「うん、そうだ。警官がくるまで、ふたりで、ここで見はっていよう。わしは、ピストルを持ってきたから、もし、もどってきたら、これで、おどかせばいい。」
遠藤博士は、届けずみのピストルを持っていたのです。
ふたりが、そこで見はっていますと、しばらくして、向こうから、こちらへやってくる足音がしました。