후리가나로 읽는 일본 고전
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かめんのきょうふおう
仮面の恐怖王/電人M
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 仮面の恐怖王/電人M(かめんのきょうふおう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,590자 · 308화면
という音波が、そのかべの上に仕掛てある、小さなマイクロフォンに伝わると、秘密のとびらが、開くような仕掛になっているのです。
ちょうど、金庫の暗号錠と同じで、「ひらけ、ゴマ」ということばの組合わせでなくては、開かないのです。なんという、安全で、便利な錠前でしょう。
開いたかべの中から、まぶしいような白い光がさしてきました。
二十面相が、その中にはいると、とびらは、ひとりでにしまりました。しかし、そのときには、小さい黒んぼのようなポケット小僧は、すばやく、その部屋にとびこんで、もの陰に身をかくしてしまいました。
見ると、四十平方メートルほどの、広い部屋です。そして部屋じゅうがプラチナのように、きらきらと光っています。
四方のかべは、全部ガラス張りの陳列棚になっていて、そこに、あらゆる美術品が、ならんでいました。中でも、ぴかぴか光る宝石の首飾り、腕輪、小箱、王冠などからは、虹のような後光がさしています。
ポケット小僧は、すっかり、めんくらってしまいました。地の底に、こんなすばらしい美術室があるなんて、想像もできないことでした。
二十面相は、前には、山の中の奇面城に、大きな美術室をもっていましたが、小林少年とポケット小僧の働きで、それを警察にとりあげられてしまったので、こんどは、東京都内に、こんな広い地下のすみか