후리가나로 읽는 일본 고전
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みょうじのはなし
名字の話
柳田 国男
柳田 国男의 名字の話(みょうじのはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,823자 · 46화면
近世代官制度の起原
近世代官制度の起原
平家が勢力の絶頂におった頃には、その所領は六十六ヶ国に満ち渡っておったということでありますが、この一族が朝敵となって全滅した後は、それらの荘園はことごとくいわゆる闕所となっておったので、朝廷ではそれぞれ処分せられ、これと同時に頼朝は朝廷に願って個々の荘園に地頭を選定する特権を与えられた。この地頭というのはとりもなおさず荘園の管理人で、開発の当時から特別の約束の下にその土地を管理しておった人間と、同一の地位を新たに与えられたのです。しかるに頼朝に随従して功名した武士どもは、主として東国の住人で、平家の所領は全国に行き渡っているとはいいながらも、まず中央部以西に多かったので、西国筋の新地頭は、いずれも遥かに関東の方から赴任すべき訳合である。もっともこの時代になっては管理人とはいうものの、自ら事務を取るのではなく、己れは単に管理人たる収入を取って、事務はまた別に下受けをさせるものがあったのですが、いずれ源平の戦争に関係したほどのものは、旧来の所領の一ヶ所や二ヶ所は持たぬものはないからして、たいてい故郷を捨てて新恩の地に移住することのできぬはもちろん、時々の巡視さえも常に代人で済ませたのである。