후리가나로 읽는 일본 고전
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だらくろん(ぞくだらくろん)
堕落論・日本文化私観 他二十二篇
坂口 安吾의 堕落論・日本文化私観 他二十二篇(だらくろん(ぞくだらくろん))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,198자 · 171화면
国際語としてのエスペラントのシステムに対しても、速力の原則から私は全く不服である。エスペラントはラテン語を基本としたものだそうで、速力を基本として組み立てたものではない。若し真実の国際語が新らしく必要とすれば、単語の如きも旧来の何物をも模してはならぬ。当然ただ簡明を第一として新らしく組織されねばならない筈だ。
私は然し、このような言語や文字の(然し言語は余りに問題が大きすぎて話にならない。単に文字に限定して――新らたに文字の)改革が行われると仮定して、それが今後の思想活動に及ぼす大きな効果を疑うものではないけれども、差当って私自身がその犠牲者にならなければならないという意味で、進んで支持する気持にはなれない。
新しく改革されるべき文字に不馴れな私は、私の思想活動の能力を減退せしめねばならず、私の生活の重大な意味を犠牲にすることなしに生きることができないからだ。私はそのような犠牲者になることはどうしても厭で厭でたまらない。だから私は、決して文字改革の先棒を担ごうなどとは夢にも考えてはいないのである。ただ速記者が雇えたらと、時々思うことがある。異常な苛立たしさやもどかしさの中で悪魔の呪文の如くにそれを念願することがあるのである。