후리가나로 읽는 일본 고전
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だらくろん(ぞくだらくろん)
堕落論・日本文化私観 他二十二篇
坂口 安吾의 堕落論・日本文化私観 他二十二篇(だらくろん(ぞくだらくろん))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,198자 · 171화면
七月九日
七月十日
雨のはれまにタバコを買いに駅前へ。歴史の本、読む。
七月九日(曇)
新生社の福島氏来訪。小説三十枚、ひきうける。文芸時評は、ことわる。若園清太郎君来訪、ウイスキー持参す。仕事ができなくなってしまった。タバコを買いに外出。
七月十日(晴)
うちの寒暖計、三十一度。ホープから随想十枚。すでに書いたのがあるから承諾。
三枚書いた。思うように筆がのびないから、やめる。私は今、頭に描いていることは、谷村夫妻が現在夫婦である以外に精神につながりが感じられなくなっていること、二人はそれに気付いている。世間的に云えば二人は円満以上にいたわり合っている夫婦だ。そこから、この小説を始めることが分っているだけだ。岡本という人物は、谷村夫妻の心象世界を説くための便宜なので、今はそれ以上のことを考えていない。
今日はだめだ。あした、又、やり直しだ。私は筋も結末も分らず、喧嘩するのだが、いつまでも仲がいいのか、浮気をするのか、恋をするのか、全然先のことは考えていない。作中人物が本当に紙の上に生れて、自然に生活して行く筈なのだが、今日はまだ本当に生きた人間が生れてはくれないから、やめたのだ。