일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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だらくろん(ぞくだらくろん)

堕落論・日本文化私観 他二十二篇

坂口 安吾

坂口 安吾의 堕落論・日本文化私観 他二十二篇(だらくろん(ぞくだらくろん))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,198자 · 171화면

아오조라 문고

四

かように最も写実的な作家ですら、単なる説明家、写実家でないことを了解されたであろう。のみならず芸術家をして創作にからしめる彼の幻影といえども幻影として実在するものではなくて、描かれてのち、描かれたものとしてはじめて実在することができるのである。

然らば単なる説明でない文章とは何か? 次にそのことを述べよう。

四

併し芸術に独特な、純粋な言葉というものはない。小説に用いる語彙も我々の日常の語彙も全く同様のもので、むしろ日常用うる以外の難解な語や已に忘れられた死語やひねくれた美辞麗句を用いることは芸術をあやまる危険をもつ。

然らば同一の語彙の一を芸術にまで高めるものは何か。併しこのことを理解するには、やや超理的な理解力が必要である。なぜならこのことは職業の秘密ともいうべき超理的な要素を含んでいるからである。

けれども敢て言えば、恐らく言葉を使駆するところの作家の精神の高さによるものであろう。そして作品を底流する作家の精神は、作品の角度となって表面に現れる。この角度こそ私の最も言いたいことであるが、後章に説明することとして、とりあえず、かような文章の一例に就て述べよう。