후리가나로 읽는 일본 고전
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だらくろん(ぞくだらくろん)
堕落論・日本文化私観 他二十二篇
坂口 安吾의 堕落論・日本文化私観 他二十二篇(だらくろん(ぞくだらくろん))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 84,198자 · 171화면
咢堂の世界聯邦論は人間の対立感情に就ての歴史的考察によって基礎づけられて一応はかなりの重量を示しているが、個の対立に就てなんら着目するところがないのは彼が尚相当誠意ある人間通でありながら、真に誠実なる人生の求道家ではなかったことを示しているものであろう。
彼は人の虚飾を憎み、真実なる内容のみを尊重する人の如くでありながら、実は好んで大言壮語し、自らの実力の限定に就て誠意ある内省をもっていない。彼は政治の理論家であるが、実務家ではないのであって、彼は大臣になっても決して立派な成績を上げることはできない。彼が今総理大臣になったところで食糧問題が好転する筈もなく、他の総理大臣よりもましである見込みもない。之を文学にたとえれば、文学理論家であって、小説の書けない男であり、小説が書けないという意味は芸術的な筆力がないというだけでなく、一応の理論はあるが究極的な自我省察が欠けているという意味でもある。日本に於ては異色ある人間的政治家であったけれども、しかも尚中途半端な思索家だった。
彼が政治家として残した業績の最大なものは彼の反骨で、彼は常に政府の敵で、常により高い真実と道義と理想に燃えていた。