후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
おおおかえちぜん
大岡越前
吉川 英治
吉川 英治의 大岡越前(おおおかえちぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 218,436자 · 437화면
必ず、逃げはぐれたこの女の為に、同類の男がなおそこらに潜伏しているものと見たのである。
捕手は、三組に分れ、荒布橋方面や、安針町、小田原町の方へも、狩立てに散って行った。そして剣助は、残る七、八名をひきつれて、
「もう一度、堀留から瀬戸物町、伊勢町なども一巡して、すぐここへ戻って来るが、その間、少しの油断もしてはならねえぞ」
と、自身番へいいのこし、大股に、立ち去った。
庄七と由は、預けられた縄付を、番屋の前の大柳の根もとへ、必要以上にまで厳重に縄を廻して縛りつけた。
――だが、それでもなお、不安な気がして、二人とも、六尺棒を立てて、油障子をうしろに、立ちッきりで番をしていた。
「おどろいたなあ、由。これが強盗のひとりたあ」
「そうよ。今までにも、何人組というなア随分あったが、女が交じっていたのは初めてだ」――下役者の常として、少し倦むと、すぐしゃべり出していた。
「だが、北のお奉行衆が、いくらこう必死に働いても、南が、ああ無能じゃ、とても江戸の悪党は、狩り尽くせめえぜ。女の悪党までが、南を甘く見て、こんな真似をしやがる程だもの」
「まあ、南ばかりを、そう悪くいうなよ。