일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おおおかえちぜん

大岡越前

吉川 英治

吉川 英治의 大岡越前(おおおかえちぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 218,436자 · 437화면

아오조라 문고

……そうそう、其許がお出かけなら、手前も赤坂のおやしきへ、お小さいのを、往診に参っておこう」

「赤坂の御病人とは」

「越前守さまのお末の子――お三ツになられるのが、春には重い風邪を病み、また梅雨すぎから疫痢にかかって、まだ捗々しくないのでしてな」

「やれやれ。それは越前どのにとって、まことに内憂外患だ。今の苦衷は、お察しに難くない。――にも関らず、毎日、平然と奉行所に出仕して、あらゆる四囲の逆境と、おのれに打ち剋とうとしている姿は、何とも雄々しいものでおざる。……吉宗様が、紀州御在国の時からすでに眼につけて、将軍職につかるるやいな、すぐ山田奉行から召し出された御眼識もさすがと頷かれる」

――その時、しずかに、梯子段を上がって来る跫音がした。

お燕であった。いや、采女といっておこう。

采女は、上品な武家の子息のような身装をし、前髪姿もつつましく、そこに両手をついた。

「あの……。支度して参りましたが」

ああいけない。身装を男に作っても、名を采女とよんでも、声、身ごなし、どうしても、女である。

父恋し母も慕わし

かご寅の駕籠に乗って、藪八と采女は、牛込柳町から上野へ向った。