일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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だいぼさつとうげ

大菩薩峠1

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠1(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 200,314자 · 398화면

아오조라 문고

「無念!」

と一声言ったきりで倒れて息が絶えた。生年僅か二十八歳(或いは三十歳)であったという。

この姉小路という人は、体質は弱い人であったけれども、十九ぐらいの時に夜中忍び歩いて、関白以下の無気力の公卿を殺そうという計画を立てたほどの気象の荒っぽい人であった。東久世伯は、こんなことを言う、「そうさ、我々の仲間では、あれがいちばん豪かった、岩倉とどちらであろうか、ともかくも岩倉と匹敵する男であった、岩倉よりも胆力があって圧が強い方であった、しかし気質と議論が違うからとうてい両立はできない、岩倉をやっつけるか、やっつけられるか、どちらかであろう」と言われましたが、まことに惜しいことをしたものです。

またその頃の蔭口に、「三条公は白豆、姉小路卿は黒豆」という言葉もあった。

これほどの人が何故に殺されたか、その詮議よりもまず何者が殺したかという詮議であったが、そこに残された刀が物を言う。

その刀は縁頭が鉄の鎖で、そこに「田中新兵衛」と持主の名前が明瞭に刻んであった。中身は主水正正清、拵えはすべて薩州風、落ちていた鞘までが薩摩出来に違いないのであった。

「田中新兵衛――」