후리가나로 읽는 일본 고전
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わらわのはんせいがい
妾の半生涯
福田 英子
福田 英子의 妾の半生涯(わらわのはんせいがい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 64,051자 · 122화면
三 重井の情書
しかもなお傍聴者は毎日午前三時頃より正門に詰めかけ、三、四日も通い来りて漸く傍聴席に入る事を得たる有様にて、われわれの通路は常に人の山を築けるなりき。
三 重井の情書
かかる中にも葉石は、時々看守の目を偸みて、紙盤にその意思を書き付け、これを妾に送り来りて妾に冷淡の挙動あるを詰るを例とせり。(紙製石盤は公判所より許されて被告人一同に差し入れられこれに意志を認めて公判廷に持参しかくて弁論の材料となせるなり)さりながら妾は長崎にて決心せし以来再び同志の言を信ぜず、御身は愛を二、三にも四、五にもする偽君子なり、ここに如何ぞ純潔の愛を玩ばしめんやと、いつも冷淡に回答しやりたりき。意外なりしは重井より心情を籠めし書状を送り来りし事なり。東京在住中、妾は数その邸に行きて、富井女史救い出しの件につき、旅費補助の事まで頼みし事ありしが、当時氏は女のさし出がましきを厭い将た妾らが国事に奔走するを忌むの風ありしに、思いきや今その真心に妾を思うこと切なるよしを言い越されんとは。妾は更に合点行かず、ただ女珍しの好奇心に出でたるものと大方に見過して、いつも返事をなさざりしに、終には挙動にまで、その思いの表われて、如何にも怪しう思わるるに、かくまでの心入れを、如何でこのままにやはあるべきと、聊か慰藉の文を草して答えけるに、爾来両人の