일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わらわのはんせいがい

妾の半生涯

福田 英子

福田 英子의 妾の半生涯(わらわのはんせいがい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 64,051자 · 122화면

아오조라 문고

第二 上京

一 故郷を捨つ

て、会に中止解散を命じぬ。図らざりきこの船遊びを胡乱に思い、恐るべき警官が、水に潜みてその挙動を伺い居たらんとは。船中の人々は今を興闌の時なりければ、河童を殺せ、なぐり殺せと犇めき合い、荒立ちしが、長者の言に従いて、皆々穏やかに解散し、大事に至らざりしこそ幸いなれ。されど妾の学校はその翌日、時の県令高崎某より、「詮議の次第有之停止候事」、との命を蒙りたり。詮議の次第とは何事ぞ、その筋に向かいて詰問する所ありしかど何故か答えなければ、妾の姉婿某が県会議員常置委員たりしに頼りてその故を尋ねしめけるに、理由は妾が自由党員と船遊びを共にしたりというにありて、姉婿さえ譴責を加えられ、暫く謹慎を表する身の上とはなりぬ。

第二 上京

一 故郷を捨つ

政府が人権を蹂躙し、抑圧を逞しうして憚らざるはこれにても明らけし。さては、平常先輩の説く処、洵にその所以ありけるよ。かかる私政に服従するの義務何処にかあらん、この身は女子なれども、如何でこの弊制悪法を除かずして止むべきやと、妾は怒りに怒り、りに※(「二点しんにょう+(山/而)」、第4水準2-89-92)りて、一念また生徒の訓導に意なく、早く東都に出でて有志の士に謀らばやとて、その機の熟するを待てる折しも、妾の家を距る三里ばかりなる親友山田小竹女の許より、明日村に祭礼あり、遊び